2018-05-02 レトロゲーム用アケコン作成記 2 Tweet

4.やっていく
まずジャンク扱いのRAPV3SAを入手しました。ありがとうするがやさん。一週間かかった。全然遅くないよ

pic.twitter.com/QFtGyGsXWB

— あづれ (@adure_) 2018年4月21日

これは調査済みだったのだけれど、RAPVXSEとRAPV3SAは、ガワ部分が全く同じ。違うのは、VXの方にイヤホンジャックがある点のみ
せっかくなのでカラバリということで白で作ってみます。

出会って3秒で残骸 pic.twitter.com/MT9t9Sv26b

— あづれ (@adure_) 2018年4月21日

かわいそうですね。知ってるかもしれませんがRAPの方には標準で三和という会社のレバーが使われてるそうですね。サンワサプライかと思ったけど全然関係なかった。

pic.twitter.com/hamm8CeoOh

— あづれ (@adure_) 2018年4月18日
セイミツレバーです。ネット調べたら本当にこれは優秀らしい。
最近スイッチ部分の会社が変わったらしい。俺は前のことを知らないので幸いだった。
知っていたら欲しくなるので。
LS-32-01、RAPに取り付け可能なのはSSベースとのこと。
しかしこいつも極端に斜めに入りやすい・・・。これは失敗か・・・?

オーキド「こうじゃ」 pic.twitter.com/s11nDuL3Go

— あづれ (@adure_) 2018年4月21日

とりあえずV3SAとVXSAをニコイチしてセイミツレバーを付けました。ここでひとまずストップ。
日の丸弁当みたいですね。

この時点で二週間くらいかかって5000円くらいかかっただろうか。しかし取り付けがほんっとに簡単でした。改造されることが前提のようなアクセスのしやすさ。血が騒ぐ。楽しいです。ファストン端子の取り付けとかは初めてやった。
PC、レトロフリーク、PS3につないで動作確認。オッケーです。しかし本当にSAのはすごいドライバだ。なんにでもつながっちまうんだ

ニコイチで魂を抜かれた残骸ちゃんもなんかかっこいい pic.twitter.com/0L9POUGiPI

— あづれ (@adure_) 2018年4月21日

懸念点がいくつか
・斜めに入りやすすぎ問題
→どうやらレバーのガイドが斜めに入りやすいガイドらしい。これが現在の主流なんだって。困る。
・ちょっとボタンの配置が嫌
→画像検索で出てくるアケコンに比べて小指に優しくない。大丈夫といえばそうなんだけど・・・


5.第二第三の変身を残している
こちらが一番参考になりました。ありがとうございました。
備忘録・RAPVシリーズのブラスト配置天板のこと
RAPで使用されているのは「ビュウリックス配置」本来使用したいのは「ブラストシティ配置」あるいは「ノワール配置」
そしてそれを実現するのはハードルが高いが、天板を作っておられる方がいるという話。
ikdfactory
すごい、天板だ。
天板を作っているというのも知らない世界過ぎてびっくりしたけど、何よりRAPが天板を簡単に交換できる作りなのがすごい。
なんだこの魔改造してくれといわんばかりの世界は・・・

そしてもう一点。セイミツ工業さんのほうで、LS-32専用の「丸ガイド」なるものを復活させて売っていると見た。
これだ!これしかない!やったー!というわけで買わせてもらった。送料900円は勘弁してほしいと思ったら、送料153円の飛脚メール便オプションがあった。こっちを選んだ。えらい目にあった。2週間かかったのです。わかった・・・もう送料けちるのはやめよう・・・
肝心の丸ガイド自体は「そこそこ良い」「斜めに全然入らなくてクソ」「波動拳打ちやすい」「大昔の筐体に採用されていた」「筐体には採用されたことがないので邪道」「波動拳打ちやすい」などの賛否両論が見られた。
届いてからだなあ。



6.Wii対応について
Wiiに外部のコントローラーを接続するのは困難を極めます。いわんやUSBをや。
基本的にはリモコンのおしりにクラシックコントローラ扱いでくっつけることになる。それ以外の有線外部入力はGCの例外を除きほぼ一切受け付けません。
Wiiにも一応アケコンが出ていたらしいよ。もはや全く市場に出回っていなかった。怖い。どうしたものか。
方法の一つとして「乗っ取り」という技術があります。
クラコンの基盤部分だけ使って、スイッチのオンオフを認識する部分をハンダで導線に繋ぎ、それぞれのスイッチに対応させる技術です。
てづくりのあたたかみを感じます。俺は結構好きですが、今回はRAPV3SAの汎用性にかけてみます。
「cyber usbコントローラー変換アダプター」というアダプタが、サイバーガジェットから出ていたことを確認した。
こいつはUSBコントローラーをクラコンにするすごいやつという売り込みなのだけれど、実際は公認しているもの以外ほとんどのコントローラーが非対応だったとのこと。任天堂恐るべし。公認のものにDUALSHOCK3があった。アマゾンのレビュー的にもV3SA繋げてた人がいた。
やったー!これ買う~
→6,980円(アマゾン)8,480円(ヤフオク)
プレ値だー えーん
・・・というわけで正直これは手に入らないと思っていたのですが・・・

うおおおおお手に入ったぞおおおお pic.twitter.com/QIH1NUsoy2

— あづれ (@adure_) 2018年4月28日

たまたまメルカリで2500円で手に入りました。よかったですね。これだからレトロゲームはやめられない。
これは本当にラッキーだったと思います。きっともう二度と手に入らない・・・

無事動作確認完了。これでダライアスもできる!
というわけで、「Wii」「Windows」「PS3」「レトロフリーク」に対応している狂気のコントローラになれたわけです。


6.最後の難関

セイミツ丸ガイドです 通常だと斜め方向にしっかり入ってしまい被弾します した pic.twitter.com/GLtPBR3bEj

— あづれ (@adure_) 2018年4月29日

セイミツ丸ガイドが届きました。動かすのが楽しみ。

pic.twitter.com/77zvUcyxIL

— あづれ (@adure_) 2018年4月28日

そしてこれが・・・!ブラスト配置天板!手作業のぬくもりが伝わってくる!

しかしここで大変な問題が判明してしまいます。
ネジの位置的にセイミツレバーを取り付けるのが不可能!
基本的に今のアケコンは三和レバーが標準で、セイミツとは微妙にネジの位置が違うんです
上の写真のように、三和レバーは4箇所上下に止めるんだけどセイミツは上下二点に止めます 標準のRAPではそうだった
これはヤバイ。まさかここまできて挫折・・・挫折だけはいやだ・・・
やるしかない・・・ できれば回避したかったこと・・・
鉄板の穴あけ・ネジ切り作業です
「電動ドリル 穴あけ 金属」で調べまくって準備して ドリル買いました
使われているネジはM4 0.7という規格らしかったのでそういう感じで行きます
クランプで鉄板を二箇所抑えて まず一回り小さいドリルで穴を開けます
開けました
ドリルから先っちょが抜けねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やべえ!!!!!!!!!!
壊しちゃった!!!!!や、やばい!!全然抜けない!!ヒーッ!
調べる!使ってない2つ目のドリルを反対側に繋げてハンマーで叩けと!よし!合体だ!!
(向き合う電動ドリル)
ぽ、ポッキーゲーム・・・!?
うおお!取れろ~~~ ハンマーで叩く
取れた・・・!でももう使いたくねえ!なんだこの先っぽは!(海外の電動ドリルの規格は微妙に大きいらしいです)
ね、ねじ切りどうしよう・・・。→無理やりネジを回して開けました
もう思い出したくないのでここまでです

そして・・・

できたあーっっ pic.twitter.com/iQoZ4RvVBP

— あづれ (@adure_) 2018年4月30日


できた・・・。レトロゲームの筐体に合わせて、そして邪魔なので、そして東方の格ゲーも5ボタンしか使わないので
こんな感じでキャップをしてみました。

これでアケコン奮闘記も終わりです。生まれずに去っていったRAPAXS+Gの代わりになれるかな。
行った改造は①セイミツ化・丸ガイド化②VXからV3へ③天板改造 くらいでしょうか
STG、レトロゲームをアケコンでやりたい人の参考になれば幸いです。とりあえずV3SAがいいよ。
動作させた感想としては、非常に使いやすいです。最初に比べたら本当にぜんぜん違う。
八方向自由自在、非常に細かい動作にも対応しているのでチョン避けも容易 長時間使っても疲れない
あのビットサミットで感じた爽快感を、ようやく自分のものにできた。猛烈な達成感です。

以上です。長々とお付き合いありがとうございました。

アドバイスくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーくださいねる pic.twitter.com/SkaAMknj1t

— あづれ (@adure_) 2018年4月22日

この靈夢はアケコンの天板のために描いていたんだけど、あまりにも下手過ぎて挫折したのと、
天板に一緒に装飾用シールついてきました。いいようなわるいような。